【キャッシュフロー・資産形成】– category –
-
米国の長期金利が上昇して5%に近づくと、住宅金利・物価上昇率・株式市場はどうなるのか?
米国の長期金利、つまり10年国債の利回りが4.8%まで上がりました。私は、国債で5%取れるなら十分で、株を持つなら10%ぐらいの利回りがないと割に合わない、と考えました。そこで、5%が住宅金利と物価上昇率と株式市場に何を起こすのかを調べました。 金利... -
初任給と物価の推移を25年先まで伸ばす。大卒初任給は54万円?
40年前の書類に出てくる金額を読みました。いまの感覚では安すぎるのですが、当時はその金額で通っていたようです。それで、2026年のいまから2051年までの25年間で、物価と初任給がどこまで動くのかを計算しました。 物価が上がるのに給料が追いつかない、... -
法人の節税には金額の上限がある。だから、事業に回すかどうかは足し算で決まる
「投資リターンを考えれば、節税よりも事業投資だよね。節税は守りの話だもんね」。利益が出てきた会社では、この整理がよく出てきます。私も最初はこの形で考えていました。攻めと守り、リターンの高いほうと低いほう。ところが数字を並べると、この整理... -
個人向け国債の税優遇は、まだ中身が決まっていない。それでも住宅ローンの金利は、日銀が動かなくても動きうる
ニュースを読んで、税率が何%になるのかを探しました。共同通信、時事通信、日本経済新聞、地方紙。どこにも書いていませんでした。私は自分の探し方が悪いのだと思って、30分ほど探し続けましたが、書いていないのではなく、まだ決まっていなかったのです... -
米財務省が長期国債の買い戻しを倍増した。オペの終了日は、中間選挙の投開票日の翌日である
最初に浮かんだ問いは、量的緩和して何を狙っているの、というものでした。一般論の答えなら決まっています。長期の金利を下げて、企業と家計の借入コストを下げ、消費と投資を増やす。ところが、その答えは今回の話にうまく乗りませんでした。 今回動いた... -
中国のヒューマノイドロボットが世界出荷の97%を占めた。半導体で止まった国が、なぜロボットで抜けたのか
私は少し前まで、中国の製造業はここで止まると考えていました。根拠にしていたのはチップです。EUV露光装置が輸出規制で手に入らず、SMICは7nmクラスで止まっている。最先端の半導体を自前で作れない国が、この先で伸びるはずがない。そう並べて、説明が... -
半導体株の下落が一時的かどうかは、値動きを見ても決まらない
持っている半導体株が下がり続けている。解説はいくつも出ていて、どれも理由をきちんと並べてくれる。読めば納得はするのですが、売るのか持ち続けるのかは、結局のところ自分で決めるしかありません。 世の中に流通している答えは、だいたい3つです。急... -
野党が反対ばかりに見えるのは、対案がないからではない。対案が見えないからである
国会中継を少し見て、テレビを消す。誰かが強い口調で追及していて、答える側はうまくかわしている。そして数日後には、法律が成立したと報じられます。 野党は反対ばかりで何もしていない。そう言われることがあります。これに対する反論も、世の中には流... -
テザーが金を積む理由は、ドルへの不信ではなく、ドルが誰かの持ち物だからである
自分の資産が安全かどうかを考えるとき、たいてい値段のことを考えます。株は下がるかもしれないし、円は安くなるかもしれない。だから分散しておく。米国債やドル建ての資産を持っておけば、いちばん堅い。そう整理している方は多いのではないでしょうか... -
40年ぶりの円安と28年ぶりの日米協調介入で、いま何が起きているのか
ドル円が160円台に乗ったというニュースが流れ、数日後には155円台という数字が出てくる。介入という言葉を何度も目にする。それなのに、円安が止まったのかどうかがよく分からない。 為替のニュースは、専門用語と数字が同時に飛んでくるので、全体像がつ... -
旧裏ポケカを守る最適解としての3重保管メソッド
私の手元には、初期のリザードンやミュウツーなど、「ポケモンカード(旧裏面)」があります。 多くの人にとって、これらは懐かしい玩具かもしれません。しかし、私にとってこれらは単なるコレクションではなく、自身のポートフォリオの一部を構成する重要... -
AI時代のエネルギー革命を牽引するOklo(オクロ):製品化される電力と2030年への投資シナリオ
現代社会において、デジタル空間の拡張を支える物理的な制約が改めて浮き彫りになっています。生成AIの爆発的な普及は、膨大な計算資源を要求し、それを動かすための電力はもはや単なるインフラではなく、戦略的なデバイスとしての側面を持ち始めています... -
AIの「脳」と原子力の「心臓」Nvidiaの次に見るべき、物理的制約という現実
連日のようにAIの新しいモデルの登場や、生成されるコンテンツの質の高さといった「ソフトウェア」の話題がニュースを賑わせています。私たちの目はどうしても、画面の中で起こる魔法のような出来事に奪われがちです。 しかし、産業構造を深く観察し、長期... -
ニューヨーク市長選と民主社会主義の「分水嶺」:資本主義エコシステムの「反動」と“自己責任”という排除システム
2025年11月、世界の金融資本主義の中心地であるニューヨーク市において、民主社会主義者(DSA)のメンバーであるゾーラン・マムダニ氏が市長選挙で勝利しました。この出来事は、単なる一都市の政治的選択に留まらず、現代の社会システムが抱える構造的な課... -
なぜサム・アルトマン氏はイーロン・マスク氏と対比されるのか? Oklo株価とOpenAIの動向が示す経営思想の変化
SMR(小型モジュール炉)を手がけるOklo($OKLO)は、まだ大きな収益基盤を確立しているとは言えない状況にあります。にもかかわらず、その株価になぜこれほどの期待が集まるのでしょうか。市場には他の競合企業も存在する中で、Okloが注目される要因は、... -
テスラ「10兆ドル構想」の現実性。マスク氏の新報酬案と1500億円の自社株買いが示すAI戦略の全貌
2025年9月、テスラ(TSLA)に関して、一見すると関連性のない3つの大きな動きが観測されました。CEOであるイーロン・マスク氏による約1500億円規模の私財を投じた自社株購入、FRB(米中央銀行)の利下げサイクル開始への強い市場期待、そしてマスク氏個人... -
【2025年9月】なぜFOMC前に株価は爆上げするのか?「AIブーム」と機関投資家の戦略、市場の全シナリオを徹底解剖
2025年9月の金融市場は、一見矛盾した状況を呈しています。「雇用統計の悪化」という伝統的には景気後退を示す情報が発表されているにもかかわらず、S&P500は高値を更新し、テスラをはじめとする一部のハイテク関連銘柄は短期間で15%を超える上昇を見... -
なぜ「働いて得たもの」は自分のものなのか? ジョン・ロックの労働所有権に学ぶ、近代的な財産と国家の思想的基盤
金融資産とは、自らの時間や健康といった資本を投下し、労働を通じて獲得した成果です。私たちは、この「自らの労働によって得たもの」を、当然のように自己の所有物と認識しています。しかし、その所有権の正当性は、どのように担保されているのでしょう...








