音楽的知識– category –
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ハイハットの高さは好みで決まらない。肩が上限を、左手が下限を決める
ハイハットの高さの目安を調べると、スネアの打面から15〜20cm、握りこぶし2個分から3個分、座ったときのみぞおちのあたり、といった数字にたどり着きます。その数字に合わせてみたのに、刻み続けていると肩が張る、握力のほうが先に切れる、速いテンポに... -
電子ドラムのタムを深胴から浅いパッドに替えたら、音ではなく反応の速さが変わった
深胴のタムパッドを見ると、なんとなく音が良さそうに感じます。木の胴に、本物のドラムと同じフープ。値段も高い。だから良い音がするのだろう、と。私もそう思って選びました。 その深胴のタム(ローランド PDA100-MS、PDA120-MS、PDA140F-MS)を、7枚... -
電子ドラムのシンバル系が生と違うのは、技術の限界ではなく単価の限界である
電子ドラムのシンバル系の音に、どこか納得がいかない。 タムもキックも、ある程度十分だと思える。スネアも悪くない。ただシンバル系だけが、叩き込むほどに違う。硬い、と感じる。連打したときに、金属が暴れる感じが返ってこない。そして、もっと上のモ... -
電子ドラムは生ドラムの代わりにならない。だから別の楽器として極める
自宅に電子ドラムを置いて、それなりの年月が経った方に向けて書いています。 住環境や予算の都合で電子を選び、それでもどこかで、これは本物の代わりでしかないという引っかかりを抱えている。調べれば調べるほど、その引っかかりは裏づけられていきます... -
スティックを変えても速く叩けなかった理由
BPM200前後までは叩けるのに、220になると手が追いつかない。テンポ300のスウィングのレガートは、粒が揃う前に腕が疲れてしまう。この壁を前にしたとき、私が最初に疑ったのはスティックでした。太さが合っていないのではないか、長さを変えれば楽になる... -
電子ドラム環境に物理的な振動を。Porter & Davies BC2の個人輸入における留意点
電子ドラムは技術の進歩により、音質や打感においてアコースティックドラムに近い演奏体験を提供できるようになっています。一方で、バスドラムの打面を踏み込んだ際に生じる空気の振動や音圧といった物理的な感覚は、ヘッドホンやスピーカーからの音声出... -
Roland V71とMIDI 2.0がもたらす電子ドラムのベロシティの進化
電子ドラムが誕生してから数十年。電子ドラムは「生のアコースティックドラムにいかに近づけるか」という進化だったと言えます。しかし、電子ドラムと生ドラムは別物の楽器です。電子ドラムは、どれほどサンプリング音源が豪華になっても、どこか拭いきれ... -
電子ドラムの未来とRoland V71:音源モジュールにとらわれない「賢い」選択肢
電子ドラム市場は今、大きな転換点を迎えています。長年にわたり業界を牽引してきたRoland。 今後もRolandが電子ドラムの覇者であることは変わりないと思いますが、PCの性能が飛躍的に向上した現代において、本当に必要なのは「高機能な音源モジュールメー... -
ドラムの音量差をなくす「物理学」:指と腕のクロスオーバーと芯のある音の正体
ドラムの演奏において、繊細なゴーストノートからパワフルなフルストロークへ移行する際、音量や音質に不自然な「段差」を感じるときがあります。 特にTD-50Xのようなハイエンド電子ドラムでの練習や、シビアなレコーディング環境においては、この微細なコ... -
ドラムの脱力における「親指」の役割再定義:握ることからロックする構造へ
多くのドラマーが一度は耳にする「脱力」という言葉。しかし、力を抜こうとすればするほど、スティックが手から離れてしまうのではないかという恐怖心に襲われ、却って強く握りしめてしまう。そのような経験はないでしょうか。 このジレンマは、個人の感覚... -
電子ドラムの最新シンバルパッドに買い替えても「音」は変わらない?
電子シンバルの「アップグレード」に意味はある? 電子ドラムのパッドを最新の薄型(Thinタイプ)に買い替えれば、音は良くなるのか。 V-Drumsのフラッグシップ音源であるTD-50Xを使用し、長年にわたり機材の仕様と構造を掘り下げてきた結果、ある一つの明... -
電子ドラムの「解像度」を再定義する:なぜV71 + Superior Drummer 3が究極のハイブリッドなのか
電子ドラムの「音作り」の探求は、多くのドラマーにとって重要なテーマです。2024年、Rolandから最新フラッグシップ音源モジュール Roland V71 が登場しました。優れた内蔵サウンドとRoland Cloudによる拡張性を備え、PCを使用しない「スタンドアロン環境... -
「フリーフローティング・スネア」という画期的な構造。シェルに、一切のパーツを取り付けない設計思想
ドラマーが音作りを探求する上で、常に中心的なテーマとなるのが「シェルの鳴り」です。スネアドラムの中心的な構成要素であるシェルが、いかに自然に、そして豊かに振動するか。それは、楽器が持つポテンシャルの根源と言えます。 しかし、従来のドラム構... -
ベアリングエッジの形状とドラムサウンドの関係性―シェルの音響特性を決定づける構造的要因
ドラムのサウンドを構成する要素として、多くの人はシェル(胴)の素材やサイズ、あるいはドラムヘッドの種類を挙げるでしょう。これらはサウンドの骨格を形成する重要な要素です。しかし、それら全ての要素が交わり、最終的な音響特性が決定づけられる、... -
ドラムダイヤルの使い方:科学的アプローチと感覚的アプローチの両立
ドラムのチューニングは、多くのドラマーにとって習熟に時間を要する技術の一つです。特に、自身の聴覚による判断に確信が持てない場合、叩くたびに変化するヘッドの張力と向き合う作業は、試行錯誤の連続となる可能性があります。「現在の状態が最適なの... -
ダイレクトドライブペダルの本質とは何か?構造から解明するチェーン駆動との違いと選択基準
このメディアは、人生を構成する様々な要素を独自の資産として捉え、その最適な配分を探求することを主題としています。音楽、とりわけドラム演奏は、思考や感情を表現するための「情熱資産」における重要な要素です。そして、その表現の精度は、身体と楽... -
「ウッドフープ」と「スチールフープ」。バスドラムのサウンドを構成する重要な要素
バスドラムは、楽曲のリズムと低音域の基盤を形成します。その一打が生み出す音圧と推進力は、楽曲全体の印象に大きく影響を及ぼします。多くのドラマーはシェル素材やヘッドの種類、ビーターの選択に注意を払いますが、バスドラムのサウンドを構成するも... -
シンバルの音溝(レイジング)の機能とは何か?音響特性を決定する製造工程の役割
ドラムセットを構成するシンバルの表面には、同心円状の溝が刻まれていることがあります。この溝は装飾的な意味合いだけでなく、シンバルの音響特性を決定する上で重要な機能を持っています。 この記事では、シンバルのサウンドを方向づける重要な工程であ...












