マーケティング
キユーピー、新戦略「with ベジタブル」を発表 野菜摂取の「義務感」を外す方向へ訴求を転換
9月10日公開の記事で、8月6日の戦略発表会と上席執行役員の北川氏への個別取材をまとめたもの。厚生労働省が健康日本21などで掲げる1日350グラムの野菜摂取目標に対し、日本人の摂取量は20年以上未達で、2024年の国民健康・栄養調査では約258グラムと1日あたり約100グラム不足している。生活者調査では73.9%が「野菜摂取を意識している」と答える一方、「足りていると思う」と答えた割合はごく少数だった。同社は課題の根本を消費者心理に置き、健康への義務感から解放して好きなものと一緒に野菜を楽しむ食スタイルを提案する方向へ切り替えた。米国の最新トレンドである酸味の使い分けの反映、幸福学からのアプローチ、グループ横断による視察から発売まで約4カ月という商品開発の速さも紹介している。
商品の性能ではなく、買わない理由になっている心理のほうを訴求の対象に置き換えた点
ロクシタンジャポン、渋谷の旗艦店を4日間営業休止して全3フロアを体験型イベントに 来場者の6割以上が若年層
9月9日公開(月刊『販促会議』2026年10月号の転載)。メゾン創設50周年を記念し、旗艦店「L’OCCITANE SHIBUYA TOKYO」の営業を一時休止して全3フロアをイベント空間へ作り変えた。2階は会場内に点在する50のギフトボックスを来場者が自ら開ける体験型エリアとし、ものづくりの背景にある植物への探求や女性の自立支援といったCSR活動を「50の秘密」として展示、LINE連動のクイズ形式で学べるようにした。1階は新作フレグランスの先行販売と、購入特典のオリジナル「ウォーターシール」で購買を促した。来場者の6割以上が若年層だったという。
売り場を止めて場そのものを作り替える判断と、その効果を来場者の属性で測っている点



