Claudeのアカウントを複数持つのは規約違反か? 上限に達したときの手段は4つある

Claudeの週の上限に達しました。続きは別のアカウントでやろう、と考えたところで手が止まりました。1人でアカウントを2つ持つのは、規約に触れるのではないかと思ったからです。

上限に達したときに取れる手段は、4つあります。リセットを待つ、追加利用分を買う、プランを上げる、アカウントを増やす。アカウントを増やすのは、4つ目です。

4つを、上から順に見ていきます。規約が実際に何を禁じているかも、条文で確かめます。

目次

上限に当たったら、まず次にリセットされる時刻を見る

週の上限は、アカウントごとに割り当てられた曜日と時刻に戻ります。契約した日とは関係なく、毎週同じ時刻に戻ります。次の時刻は、設定の使用状況の画面に出ています。

先に時刻を見てください。あと数時間で戻るなら、下の3つは要りません。

今すぐ続けたいなら、追加利用分を買う

戻るのが明日以降だった場合の手段です。Pro、Max 5x、Max 20xでは、上限に達したあとも追加利用分を買って使い続けられます。設定から有効にすると、その場で続きができます。

ただし、追加利用分はAPIの標準料金で課金されます。定額の枠に含まれている分より、単価が高くなります。1日に使える上限は2,000ドルで、1か月に払う上限は自分で決められます。

今日中に終わらせたい仕事があるとき、追加利用分がいちばん早い手段です。毎週使う手段ではありません。

毎週当たるなら、プランを上げる

追加利用分を毎週買っているなら、プランを上げたほうが単価は下がります。追加利用分はAPIの標準料金で、プランは定額だからです。Max 5xは1セッションあたりProの5倍、Max 20xは20倍まで使えます。

先月、追加利用分にいくら払ったかを見てください。その額がプランの差額を超えているなら、上げたほうが安くなっています。

プランを上げても足りないなら、アカウントを増やす

Max 20xでも足りない場合、次の手はアカウントをもう1つ持つことです。定額のプランを2つ契約する形になるので、単価は追加利用分より下がります。1つ目が上限に達したら、2つ目で続きをやります。

私が止まったのは、アカウントを増やすかどうかの手前でした。1つのアカウントを2人で使う形になると、メールの中身まで相手に見えてしまう。だからGmailも新しく作らないといけない、と思っていました。

Gmailを分けないといけない、という思い込みは、規約を読み違えたところから来ていました。

増やす前に、規約を1回読む

規約は、1人が複数のアカウントを持つこと自体を禁じていません。禁じているのは、別の2つです。

禁じている1つ目は、共有です。消費者向け利用規約の第2条に、アカウントのログイン情報、AnthropicのAPIキー、アカウントの認証情報を他の誰とも共有してはならない、アカウントを他の誰かが使える状態にしてもならない、と書かれています。

禁じている2つ目は、停止されたあとの回避です。Usage Policyの「Do Not Abuse our Platform」に、新しいアカウントを作る、既にあるアカウントを使う、といった形で停止を回避すること、という項目があります。上限に達することは停止ではないので、週の上限は停止の回避に当たりません。

自分ひとりで2つ持ち、どちらも自分だけが使うなら、共有にも、停止の回避にも当たりません。2つ目のアカウントを他の人と使わないなら、メールを分ける必要もありません。

増やすと決めたら、移らないものを数える

個人アカウント同士をつなぐ移行の経路は用意されていないので、2つ目のアカウントは空から始まります。

移らないものは、公式に並んでいます。筆頭がカスタムスキルで、スキルには移行の経路がないので、残したいものは移行の前に書き出すこと、と書かれています。次が、接続したアプリとサービスへのサインインで、認証は全部取り消されます。自分で追加したコネクタ、公開した成果物、デスクトップアプリのCoworkのセッションも移りません。

増やす前に、移らないものを数えてください。私の場合は、自分で作ったスキルが6つ、繋いでいるサービスが3つでした。9つを2つ目のアカウントで作り直すことになります。スキルは中身をコピーして貼り直し、サービスは1つずつ繋ぎ直します。

まとめ

アカウントを増やすことは、規約に触れません。触れるのは、1つのアカウントを2人で使うことと、停止されたあとに別のアカウントで戻ることです。増やす前に払うのは、お金より、移らないものを作り直す作業です。

まずは設定の使用状況を開いて、次にリセットされる時刻を見てみてはいかがでしょうか。その時刻が数時間先なら、何も買わずに済みます。

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