AI最新動向
Google、動画生成AI「Gemini Omni 1.1 Flash」公開、シーン延長機能を強化
– 8月27日(現地時間)発表。既存動画の続きを生成する「シーン延長」機能で直前最大10秒分を文脈として解析できるようになった(従来は直前1秒のみ)。10秒単位で延長でき累計最長40秒まで生成可能。360pの軽量プレビューにも対応し、標準の720p比で生成速度が最大60%速くコストは3分の1になるという。Adobe Fireflyにも統合された
– 動画生成の実務投入が「プレビューで試作→本番解像度で仕上げ」という制作フローに一段近づいた点
OpenAI、生命科学者向け統合環境「Rosalind Workbench」を研究プレビュー公開
– 分子構造・遺伝子解析・病理画像など複数の科学ツールを1つの対話環境に統合。専用モデル「GPT-Rosalind」を基盤とし、ChatGPTアプリ経由の研究プレビューとして提供開始。高度な分析を行う「Research mode」は検証済み組織向けの申請制
– 研究の各工程がバラバラのツールに散っていた状態を、1つの環境に集約する狙いの点
NVIDIA、常時稼働エージェント向けの軽量オープンモデル「Nemotron 3.5 Lightning」を公開
– カスタマイズ性と実行速度を重視したコンパクトなオープンモデルとして発表。常時稼働するAIエージェントが専門タスクをより高速にこなせるよう設計したという
– 大規模モデルではなく「軽量・専用特化」を狙ったオープンモデルの市場投入が続く点
中国製オープンモデル「GLM-5.3」公開、Perplexity Computerにも即日統合
– Claude Fable 5やGPT-5.6 Solに匹敵する性能とされるオープンウェイトモデル「GLM-5.3」が無償公開された。同日中にPerplexity Computerにも統合され、長文脈・マルチモーダルなエージェント作業向けの自社ベンチマーク「WANDR」で前バージョンのGLM-5.2を上回ったという
– オープンモデルの高性能化と、主要プラットフォームへの即時統合が同時進行している点
OpenAI、タイ政府とAIスタートアップ支援アクセラレータを開始
– タイ高等教育・科学研究革新省と共同で、医療・ウェルネスと教育分野の10社を対象に8週間のアクセラレータを開始。参加企業に2000ドル分のAPIクレジットと個別メンタリングを提供する。タイは自社データでChatGPT週間利用者数が世界トップ20位、Codexの週間利用は2026年初から350倍超に伸びたという
– 利用実績の伸びを足がかりに、政府との公式パートナーシップへ発展させている点
Salesforce、Anthropicとの提携拡大発表を受け株価急伸
– 2026年8月26日(米国時間)に発表したAnthropicとの提携拡大を受け、Salesforceの株価が「SaaSの死」論争が再燃した2026年1月以前の水準に近づく急伸を見せた。当のAnthropicがSaaSの死論争の火付け役だったとされる
– SaaS企業がAI企業との提携を株価回復の材料として使い始めている点
ZEALSとタイミー、フィジカルAI学習用の現場データ収集で提携
– ヒューマノイドなどフィジカルAIの学習・改善に向け、人がモノを持つ動作や作業順序といった「現場の実データ」をスポットワークという形で収集する新業態「データ収集スポットワーク」の創出に向けたパートナーシップを締結。取得データの匿名化・マスキングなどプライバシー配慮も両社で検討するという
– デジタルデータだけでは足りない「身体性を伴う現実データ」の収集が、スポットワーク市場という新しい形で立ち上がろうとしている点
AI相場に疲れ、NVIDIA好決算でも勢い取り戻せず
– 28日の米国株式市場で半導体を中心にAI関連銘柄が売られた。エヌビディアの好決算が復調のきっかけになるとの期待があったが、FRBウォーシュ議長のタカ派発言が重荷となった
– AI関連株の戻りが、決算内容より金融政策の思惑に左右されている点



