2026年9月に、GitHubでスターがいちばん増えたClaudeスキル10個は、2つの種類に分かれます。
しかし、Ponytail、Superpowers、Humanizerといった名前だけでは、どちらの種類なのかも、何をするスキルなのかも分かりません。
Claudeスキル一覧:9月に増えたスターの多い順に並べた10個
順位は、2026年9月1日から30日までにGitHubで増えたスターの多い順で、Claudeスキルのランキングを集計しているskillleaderboard.comが公表したものです。スターは、GitHubでそのリポジトリに付けるブックマークの印です。5位と10位の数は、集計した側の推定値です。以下のとおりです。
| 順位 | スキルの名前(リポジトリ) | 9月に増えたスター | 種類 |
|---|---|---|---|
| 1 | Ponytail(DietrichGebert/ponytail) | 30,432 | 開発の進め方 |
| 2 | Matt Pocock Skills(mattpocock/skills) | 29,787 | 開発の進め方 |
| 3 | I Have ADHD(ayghri/i-have-adhd) | 26,258 | AIが出すものの形 |
| 4 | Security Audit Skill(cloudflare/security-audit-skill) | 20,148 | 開発の進め方 |
| 5 | Superpowers(obra/superpowers) | 13,841(推定) | 開発の進め方 |
| 6 | Diagram Design(cathrynlavery/diagram-design) | 13,795 | AIが出すものの形 |
| 7 | Humanizer(blader/humanizer) | 13,769 | AIが出すものの形 |
| 8 | Graphify(Graphify-Labs/graphify) | 9,651 | 開発の進め方 |
| 9 | Addy Osmani Skills(addyosmani/agent-skills) | 8,880 | 開発の進め方 |
| 10 | Impeccable(pbakaus/impeccable) | 8,505(推定) | AIが出すものの形 |
10個のうち6個は開発の進め方を整えるスキル、4個はAIが出す回答・図・文章・画面の形を直すスキルです。
開発の進め方を整える6個は、AIにコードを書く手順と確かめる手順を守らせる
6個とも、AIが余計なコードを書く、テストを飛ばす、要件を取り違える、といった失敗を、手順を決めて防ぐスキルです。機能は以下のとおりです。
| スキル | AIにやらせること |
|---|---|
| Ponytail | 必要な分だけのコードを書く。書く前に「本当に要るか」「既にあるコードで足りないか」を順に確かめる |
| Matt Pocock Skills | 仕様の確認、テスト駆動開発、コードレビュー、要件の聞き取り、ドキュメント作成、不具合の原因探し |
| Security Audit Skill | コード全体のセキュリティ監査。下調べ、脆弱性探し、検証の順に進め、機械で読める形の報告書を出す |
| Superpowers | 設計から実装、テスト、レビューまでの開発全体。アイデア出し、テスト駆動開発、サブエージェントへの作業の分担など |
| Graphify | コード、文書、PDFを、検索できる知識グラフに変える。コードの解析はパソコンの中で完結する |
| Addy Osmani Skills | 本番で動かす水準の開発用スキル25個。仕様作成からデプロイまで、経験のあるエンジニアがやる品質管理をAIにやらせる |
AIが出すものの形を直す4個は、回答・図・文章・画面のデザインを直す
I Have ADHDは回答、Diagram Designは図、Humanizerは文章、Impeccableは画面のデザインを直します。機能は以下のとおりです。
| スキル | 直すもの | AIにやらせること |
|---|---|---|
| I Have ADHD | 回答 | やることを先頭に置き、手順に番号を振り、前置きを削る。かかる時間も具体的に書く |
| Diagram Design | 図 | 構成図、フロー図、シーケンス図など42種類の図を、ブラウザで開けるHTMLとSVGで作る。自社サイトの色とフォントを取り込める。Mermaidなどで描いた既存の図も描き直せる |
| Humanizer | 文章 | AIが書いた文章から、AIらしい書き方を消す。Wikipediaの「AIが書いた文章の特徴」をもとに26の型を見つけて直す。書き手本人の文体に寄せることもできる |
| Impeccable | 画面のデザイン | AIが作る画面のデザインを点検して仕上げる。コマンドが24個あり、AIが作った画面にありがちな紫のグラデーションやありきたりなフォントを、61のルールで見つける |
GitHubにあるスキルを使うには、SKILL.mdが入ったフォルダをClaudeに入れる
スキルは、Claudeに渡す手順をSKILL.mdというファイルに書き、フォルダにまとめたものです(Claude Codeのドキュメント)。GitHubにあるスキルは、そのフォルダを手元に落として、使うClaudeに入れます。入れ方は、使うClaudeによって2つあります。
| 使うClaude | 入れ方 |
|---|---|
| Claude Code | スキルのフォルダを、自分のパソコンの ~/.claude/skills/ の中に置く |
| claude.ai(Web・デスクトップアプリ) | スキルのフォルダをZIPにまとめ、設定の「Capabilities」にあるスキルの欄からアップロードする(Claudeのヘルプ) |
claude.aiでスキルを使うには、Pro、Max、Team、Enterpriseのどれかのプランが要ります。リポジトリによっては、READMEに専用の入れ方が書いてあるので、入れる前に読んでおくと迷いません。
よくある疑問
Q:Claude Codeを使っていなくても、開発用の6個は使えますか。
A:claude.aiにZIPでアップロードすれば入ります。ただし6個とも、AIがコードを読み書きする場面を前提に作られているので、コードを扱わない仕事では使う場面がほとんどありません。
1個入れるなら、AIの出力で困っていることに近いスキルを選ぶ
10個を全部入れる必要はありません。AIの回答が長くて読みにくいならI Have ADHD、AIらしい文章が気になるならHumanizer、図を作る手間を減らしたいならDiagram Designというように、いま困っていることに近い1個から入れてみてはいかがでしょうか。
