Macのマウスが遅い。システム設定を最大にしてもまだ遅い時、どうするか?

Macを入れ替えるたびに、必ず行う設定があります。マウスの軌跡の速さです。システム設定で選べる上限を超えた値を、私は毎回ターミナルで書いています。

Macのマウスが遅いときによく挙がる答えは、マウスの掃除、電池、Bluetoothの接続し直しです。ただ、スライダーを右端まで動かしたうえでまだ遅い、という状態は、掃除や電池の話とは別です。カーソルは飛びも止まりもしません。動きは滑らかなのに、手を動かした分だけ進みません。

Macが受け取れる値は、スライダーの右端の先にもあります。ターミナルに2行打って、Macを再起動します。

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ターミナルの1行目で、いまの軌跡の速さを読む

書き込む数は、いまの値によって変わります。先に読みます。

ターミナルを開いて、次の1行を打ちます。

defaults read -g com.apple.mouse.scaling

出てきた数字が、いま使っているMacのスライダーの右端です。macos-defaults.comは最高を3.0と書いていますが、2024年1月に検証された記事では1.7でした。機種かmacOSの版で違うようなので、読んだ数字を使います。

2行目で、読んだ値より大きい数を書いて、Macを再起動する

読んだ数字が分かったら、最後の数をそれより大きくして打ちます。3.0と出たなら6、1.7と出たなら3.4です。

defaults write -g com.apple.mouse.scaling 6

打ったら、Macを再起動します。macos-defaults.comは、この変更を反映するにはMacの再起動が必要だと書いています。再起動するまで、画面の上では何も変わりません。

一度に上げすぎると、カーソルが狙った場所を通り過ぎます。まず倍にして、足りなければまた上げるほうが、戻しやすいです。

システム設定のスライダーには、書いたあと触らない

再起動して速くなったあとに、値が元へ戻ることがあります。

ターミナルで書いた値は、システム設定のスライダーを動かすと消えます。スライダーが持てる範囲に収まる数へ書き換わるので、右端まで動かしても元の最大値までです。

書き換わってしまったら、同じコマンドをもう一度打って、再起動します。スライダーを触らずにおくのが面倒なら、LinearMouseのような無料のアプリを入れる手もあります。LinearMouseは画面で数字を指定でき、システム設定を触っても値が残ります。

なお、システム設定のマウスから詳細設定を開くと、ポインタを加速という項目があります。macOS Sonoma以降にある設定で、切るとカーソルの進み方が一定になります。狙った場所で止めやすくなりますが、上限は上がりません。速さが足りないという話とは別です。

スライダーを右端まで動かしてもまだ遅いなら、いまの値を読むところから始めてみてはいかがでしょうか。

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