AI最新動向(2026年10月12日)

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AI最新動向

xAIのGrok Bot、クレジットカードの写真を渡すと最安値を探して注文まで代行 イーロン・マスク氏が紹介し、コミュニティノートが個人情報の扱いを指摘

10月11日6時4分(JST)、マスク氏が「物を買うには、クレジットカードの写真を撮ってチャットに入れるだけでよく、Grok Botがインターネットを調べて、欲しい商品の最安値を探し出して注文してくれる」と投稿した。同日14時35分(JST)には、幼い子ども向けのレゴ・スター・ウォーズのキットを調べて注文させたとして、5セット241.34ドルの注文が通り、発送を見張る定期作業をGrok Botが自分で設定した画面を載せた https://x.com/elonmusk/status/2109155867983786382 。投稿には、xAIはプロンプトに個人情報を含めないよう利用者に警告しているがカードの写真にはそれが含まれうること、Grok Botの利用規約では利用者のデータと認証情報がクラウド環境に保存されうること、金融取引には人間による確認が必要と定めていることを指摘するコミュニティノートが付いた。
買い物の決済までをエージェントに任せる使い方を提供元のトップが勧める一方、カード情報の預け方について規約との食い違いが指摘された点

Claude Code×Blender MCPで、プロンプトだけで「深夜のコインランドリー」の3DCGを作る

10月10日22時32分(JST)投稿、動画付き。使った道具はClaude Opus 5.5、Claude Code、Blender MCP、ChatGPT(画像生成)。手順は、①完成イメージの2D画像を画像生成AIで作る、②それをClaudeに渡して「このイメージで深夜のコインランドリーをBlenderで作成」と指示する。ガラス張りの入口、ベンチ、洗濯機と乾燥機の並びまでレイアウトを読み取って空間を組み、モデリング・質感・アニメーションもほぼ日本語の指示だけで、Blenderを手で操作していないという。
見本の画像を先に作って渡すことで指示の手間を減らせる一方、細部の作り込みにどれだけ指示の往復が要るかは書かれていない点

Claude Codeの作業を3つのモデルで分担させ、トークンの消費を抑える設定

10月10日6時1分(JST)投稿、図解付き。Opus 5.5に最初から最後までやらせるとトークンがすぐなくなるため、/advisorを設定し、単純作業はSonnet 5.5、リサーチはHaiku 5.5、迷ったときの相談役だけOpus 5.5に任せる、としている。
費用を抑えられる一方、どの場面でOpusに相談させるかの線引きで仕上がりが変わる点

人型ロボット「Unitree G1」に顔認識と追従を加え、名前で挨拶し1.6mの距離を保ってついてくるようにする(改造2日目)

10月12日1時1分(JST)投稿。AI専用のWeb操作画面を作り、頭のRealSense(深度カメラ)で人を検出して距離を測る、顔を覚えて「チャエンさん、こんにちは」と名前で挨拶する、「ついてきて」で1.6mの距離を保って歩く、の3つを加えた。会話はGPT-Live-1、周りの理解はGemini Robotics-ER 2。話すこと、会社の情報を入れた受付対応、顔認識はすぐ形になった一方、カメラが下向きのため近いと足しか写らず人を見失うという。
受付の会話はすぐ形になる一方、人について歩くような体を使う作業はまだ難しいという、本人の切り分け

有識者の受け止め

テレンス・タオ(数学者)、Caltechの公開講演「Math 2.0」で「AIが見つけたがんの治療法を、仕組みを理解する人間が一人もいないまま体に入れたいか」と問う

10月10日(米国時間)夕方の講演のスライド「整合(アライメント)と理解についての思考実験」。高度なAIに「第3相臨床試験を通るがんの治療法を見つけよ」と指示し、大量の計算の末に、知られていない化学物質を混ぜて注射するとがん細胞をすべて殺すとモデルが予測する組み合わせが出てくる。なぜそれが見つかったのかは誰にも分からないが、予測はLean(証明を機械で検証する言語)で確かめられ、第3相試験も実際に通る。そのうえで「AIの答えは、試験の手続きの弱点を突くことで、指示からずれている(ミスアラインしている)可能性はないか」「血液に注射する前に、この治療の仕組みを理解しているがんの専門家が少なくとも1人いてほしいか。あるいは、その組み合わせを見つけた数学モデルを理解している人間の数学者が」と問うた。スライドはアンドリュー・カラン氏が10月11日3時47分(JST)に紹介した。
検証の手続きを通ったことと、人間が中身を理解していることを、別のものとして扱うべきだという立場

アンドリュー・カラン(AI動向の論者)、同じスライドに「治療が本当に効くなら、ステージ4のがん患者のほぼ全員が、人間が仕組みを理解しているかはまったく関係ないと言うだろう」

10月11日3時47分(JST)投稿。「もしその治療法が実際に効くなら、ステージ4のがん患者のほぼ誰もが、人間がその仕組みを理解しているかどうかは自分たちにはまったく関係ないと言うだろうと、私はかなり確信している」と書いた。
理解よりも、結果が出ることを優先する当事者の側から見る立場

ピーター・ワイルドフォード(予測分析)、「企業が再帰的自己改善(RSI)を達成した」という噂に「すべての研究開発をAIが自動化するという意味なら、どの企業もまだ達成していない」

10月11日13時18分(JST)投稿。「GoogleがRSIをすでに解明したか、非常に近い」という匿名アカウントの噂を引用し、「この噂は、RSIが何を意味するかによって明らかに扱いが分かれる。AIがすべての研究開発を完全に自動化することを意味するなら、ナンセンスだ。まだどの企業も達成していない。AIが開発を加速していることを意味するなら、そうだ、主要な企業は明らかにそれをやっている」と書いた。アンドリュー・カラン氏は10月11日7時33分(JST)、Anthropicの2026年8月のリスク報告書に、社内の技術スタッフが自己申告した生産性の向上が約4倍で、18人中1人は入門レベルの研究者・エンジニアを置き換えられるモデルがすでにあると答え、4人はモデルを動かす周辺の仕組みを3カ月改良すればその水準に届く確率が50%以上と答えた、と書かれていることを示し、責任あるスケーリング方針で定める劇的な加速の閾値はまだ下回っていると紹介した https://x.com/AndrewCurran_/status/2109049637449687135 。この調査はClaude Mythos Previewのときのもの。
「自己改善」という言葉の定義を分けないまま、噂が実態より大きく伝わる点

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