AI最新動向
モデル・製品
OpenAI、「GPT-5.6 Sol」のAPI料金を追加値下げ 入力20%・出力33%安く、11月21日まで
– 8月23日6時54分発表。入力トークン20%・出力トークン33%の値下げで、11月21日まで適用するという。8/22に判明していた「3カ月で20%超値下げ」の内訳にあたる
– 高性能モデルの実務コストが入出力比率まで含めて下がる方向
X、広告運用エージェント向けに「X Ads MCP」を正式ローンチ
– MCP経由でエージェントがXの広告作成・運用を直接実行できる仕組みを提供開始。過去実績の自動参照例として、動画クリエイティブは静止画比で売上2.8倍という数値を提示している
– 広告の作成・出稿判断がエージェント任せになる範囲の広がり
業界とカネ
マスク氏、AIの電力・半導体供給不足を相次いで警告
– 8月23日13時57分の投稿。「チップ工場を合算しても必要量の2%」としてTeraFab建設に言及。Samsung・TSMC・Micronの合算でも不足し、現行需要は年間20GWに対し目標は1TW、生産分は全量買い取ると伝達したという。同氏は別の発言で、チップ生産ペースが指数関数的に伸びる一方、電力供給はほぼ横ばいだとも警鐘を鳴らしている
– 半導体だけでなく電力そのものがAI拡大のボトルネックに浮上している点
フィジカルAI
中国Honorの人型ロボ「Lightning」、100mを9.32秒でボルト超え
– 8月23日午前2時33分(JST)の投稿。中国スマホ大手Honorの人型ロボットが100mを9.32秒(ボルトの世界記録は9.58秒)で走行したと紹介。大会前のテスト走行で公式記録ではなく、最高速度14.5m/s、脚の長さを95cmから105cmへ延長して臨んだという
– 運動性能の指標がどこまで実務転用につながるか未知数な段階
ウクライナ発Swarmer、創業約34カ月でNasdaq上場
– 1人で数百機のドローンを管理するOS・AI・UIを、機体を作らずに販売する企業。2023年5月創業、2024年4月に実戦投入、同社OS搭載機での任務は累計10万超、公募5ドルから初日終値31ドルとなった
– 戦場データをAIの学習資産に変えるビジネスモデルへの株式市場の評価
ガバナンス・調査
ChatGPTが危険な医療アドバイスをしたとしてOpenAIが提訴される
– 病気の牧師に対しChatGPTが「神はあなたの体が永遠に壊れ続けるようには設計していない」と助言したとして提訴されたと報じられた
– チャットボットの助言が医療行為の境界に踏み込むリスク
AI活用事例
カルビー、AI活用の全社最適化システム「C-BOSS」を全部門で本格稼働
– 営業・生産・物流・調達に散在していたデータを統合し、サプライチェーン全体の収益性を可視化するDXシステムを2026年7月に全部門で本格稼働。2023年にS&OP推進チームを発足させ、パッケージ導入ではなく、ばれいしょ収量などの自社固有の制約条件に合わせて自社開発する道を選んだ
– 標準パッケージでは対応しきれない業界固有の制約を、どこまで自社開発でカバーするかという判断


