Opus5.5に大きいタスクを任せ、迷ったらFable5.1に相談させるにはどうするか?

依頼文に3行を足すだけで、Opus5.5は迷ったところでFable5.1に相談し、最後まで作業を進めます。

しかし、Claudeの中で別のモデルに相談させるには、Codexに相談させるときのように、プラグインを入れる準備が要ると思っていないでしょうか。

足す3行と、OpusとFableの使い分け、そしてFableがきちんと呼ばれているかの確かめ方を、順に説明します。

目次

依頼文の最後に、相談相手と声をかけない指示と任せる範囲の3行を足す

いつもの依頼文の最後に、次の3行を貼ります。

  1. 判断に迷ったら、Fableのサブエージェントに状況を渡して相談してから決めて。
  2. 終わるまで私に質問しないで。迷ったら自分で決めて、決めた前提は最後にまとめて書いて。
  3. ドライブへの保存と下書きの作成までは確認なしでやってよい。送信と公開はしないで止める。

サブエージェントとは、Opusが作業の途中で呼び出し、頼んだ部分だけを受け持たせる、Opusとは別のAIのことです。1行目でその相談相手をFableに決め、2行目で途中の質問を止め、3行目で止まらずに進めてよい範囲を決めます。3行目の「ドライブへの保存」「送信と公開」は例なので、自分の作業に合わせて書き換えます。

作業の大半をOpusに受け持たせるのは、Fable5.1の料金がOpus5.5の2.5倍だから

APIの料金は、次のとおりです(Anthropicの料金表)。

比べる点Opus5.5Fable5.1
入力100万トークンあたり4ドル10ドル
出力100万トークンあたり20ドル50ドル

作業の大半をOpusに任せ、Opusが迷ったところだけFableに相談させれば、Fableの料金がかかるのは相談した分だけになります。Coworkを月額のプランで使う場合も、相談の回数が増えるほど、使用量の上限に早く届くはずです。

逆に、Fableをメインにして計画を立てさせ、Opusに作業を受け持たせる組み方もあります。やり直しの大きい計画や判断が作業の中心ならその組み方が向き、作業の量が多く迷う場面が限られるなら、Opusをメインにするほうが使用量を抑えられます。

依頼文に「Fable」と書けば、OpusがFableを呼び出す

Claude Codeでは、サブエージェントのモデルを「fable」「opus」「sonnet」「haiku」の名前で指定できます(Claude Codeのサブエージェントの説明)。Coworkでも、同じ名前で呼び出せます。そのため、Fableに相談させるための準備は何もいりません。

Coworkで、Fableを指定したサブエージェントにモデル名を答えさせると、「claude-fable-5-1」と返ってきました(2026年9月30日)。モデルを指定しなかったサブエージェントは、メインと同じ「claude-opus-5-5」と答えました。

Claude CodeからCodexに相談させる場合は、次の準備が要ります。OpenAIが公開しているClaude Code用のプラグイン(codex-plugin-cc)を入れ、ChatGPTのアカウントかOpenAIのAPIキーを用意し、Codexを導入して認証まで済ませます。

任せる範囲を書かないと、Coworkは作業を始める前に質問してくる

Coworkは、手間のかかる作業ほど、始める前に1つか2つ質問してきます(Claude Academyの解説)。「終わるまで声をかけないで」だけを書いても、ファイルを作る、外へ送るといった操作の手前で確認を求めてくるはずです。

Coworkに止まらずに作業を進めてほしいなら、確認なしでやってよい操作を、依頼文に先に書いておきます。送信、公開、削除のように取り消しが効かない操作は、「しないで止める」と書いて残しておきます。

Fableはそれまでの会話を読めないので、相談の中身はOpusが書いて渡す

サブエージェントは、それまでの会話を見ることができない状態で作業を始めます(Claude Codeのサブエージェントの説明)。Fableに届くのは、Opusが書いて渡した相談文だけです。

相談の答えの良し悪しは、Opusが書く相談文で決まります。依頼文の2行目の最後に「Fableに何を相談して、どう決めたかも書いて」と足しておくと、作業が終わったときに、相談の中身と決めた理由をまとめて読めます。

初めて使うときに、相談相手にモデル名を答えさせて、Fableが呼ばれているかを確かめる

サブエージェントに指定したモデルが無視され、サブエージェントが別のモデルで動いたという不具合の報告があります。Coworkでは2026年4月に、指定したモデルに関わらず、すべてのサブエージェントがHaikuで動いたという報告が上がりました(GitHubの報告)。そのため、初めて使うときは、Fableが本当に呼ばれているかを1回確かめます。

確かめるには、依頼文に「Fableに相談したときは、相談相手に自分のモデル名を答えさせて、その名前も作業の報告に書いて」と足します。報告に「claude-fable-5-1」と書かれていれば、次からはこの1行を外して構いません。

よくある疑問

Q:相談の回数を減らしたいときは、どうすればよいですか。

A:1行目の「判断に迷ったら」を、「元に戻せない判断をするときだけ」のように、相談する場面を狭める言い方に書き換えます。

Q:Coworkで、Codexに相談させることはできますか。

A:Codexのプラグインが案内しているのは、Claude Codeで使う方法です。Coworkで相談相手を指定するなら、準備の要らないFableから試すのが手軽です。

今度大きいタスクを任せるときに、依頼文へ3行を足す

Opusが途中でFableに相談する仕組みは、CoworkとClaude Codeにもう入っています。今度大きいタスクを任せるときに、いつもの依頼文の最後へ3行を足してみてはいかがでしょうか。

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