iPadでClaude Coworkを使いたい。しかし、デスクトップアプリが入らないときどうするか?

iPadでClaude Coworkを使うためにやることは、3つです。

  • 自宅のMacを、スリープさせない設定にする
  • iPadのClaudeアプリで始めたCoworkを、自宅のMacにつなぐ
  • iPadは、M1を積んだ中古を選ぶ

しかし、Macを持ち歩かずにiPadだけで済ませるには、クラウドMacを借りるしかないと思っていませんか。

自宅にMacがあるなら、クラウドMacを借りなくても同じことができます。以下、やる順に並べます。

目次

iPadには、Claudeのデスクトップアプリが入らない

Claudeのデスクトップアプリが対応しているOSは、macOS、Windows、Linuxの3つです。iPadOSは入っていません(Anthropicのヘルプセンター「Install Claude Desktop」)。iPadに入るのは、iPhoneと同じClaudeアプリで、iPadOS 18以降で動きます。

Coworkで自宅のMacのファイルやブラウザを使うには、自宅のMacでデスクトップアプリを開いておく必要があります。iPadの中だけで同じことをしようとすると、Macの代わりになる機械をクラウドで借りることになります。

自宅のMacは、スリープさせずにデスクトップアプリを開いておく

AIエージェントは、自宅のMacで動かします。Macの画面が消えても、本体はスリープさせない設定にします。Anthropicのヘルプセンターは、iPadやiPhoneからMacのファイルを読み書きできるのは、デスクトップアプリが開いている間だけだと書いています。

変える設定は、Macの種類ごとに1か所です(Appleサポート「Macのスリープ/スリープ解除を設定する」)。

Macの種類システム設定の場所オンにする項目
Mac mini、iMacなどのデスクトップ「エネルギー」「ディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」
MacBookなどのノート「バッテリー」→「オプション」「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」

スリープさせない項目は、MacBookでは電源アダプタにつないでいる間だけ効きます。自宅に置くMacBookは、電源につないだままにします。

iPadのClaudeアプリで始めたCoworkを、自宅のMacにつなぐ

Macの準備ができたら、iPadのClaudeアプリで始めたCoworkを、自宅のMacにつなぎます。2026年7月から、CoworkはiPadのClaudeアプリからも始められるようになりました(MacRumors、2026年7月7日)。iPadから始めたCoworkの作業は、Anthropicのサーバーで動きます。自宅のMacのファイルやブラウザが要る作業だけ、Macのデスクトップアプリを通して届きます(Anthropicのヘルプセンター「Use Claude Cowork on web, desktop, and mobile」)。

iPadから自宅のMacへ仕事を渡す方法は、2つあります。

比べる点iPadのClaudeアプリで始めるCoworkDispatch
作業が動く場所Anthropicのサーバー。Macのファイルとブラウザは、デスクトップアプリを通して使う自宅のMac
使えるプランPro、Max、Team(ベータ)ProとMaxの一部
Mac側の条件デスクトップアプリが開いていることMacが起動していて、デスクトップアプリが開いていること

2つの違いは、自宅のMacが止まったときに出ます。iPadで始めたCoworkは、Macのファイルを使わない作業なら、サーバーの上で続きます。Dispatchは、iPhoneやiPadから自宅のMacで動くCoworkへ指示を送る機能なので、Macが止まると作業も止まります(Anthropicのヘルプセンター「Assign tasks from anywhere in Claude Cowork」)。Teamプランの方は、表の左の形を使います。

MacのデスクトップアプリとiPadのClaudeアプリをつなぐ画面の操作は、この記事では確かめていません。上のヘルプセンターの記事で確かめてから進めてください。

持ち歩くiPadは、M1を積んだ中古で足りる

最後に、持ち歩くiPadを選びます。作業は自宅のMacとAnthropicのサーバーで動くので、iPadに要るのは、Claudeアプリが動くことと、画面の広さだけです。M1を積んだiPad Air(第5世代、2022年発売)の中古で足ります。M1より新しいチップは、この使い方ではオーバースペックだと思います。

持ち歩く端末の重さは、次のとおりです(Appleの技術仕様)。

端末画面の大きさ重さ
iPad Air(第5世代、M1、Wi-Fiモデル)10.9インチ461g
MacBook Air(13インチ、M5)13.6インチ1.23kg

MacBook Airの代わりにiPad Airを持ち歩くと、荷物は約770g軽くなります。M1のiPad AirはiPadOS 26に対応しているので、iPadOS 18以降が要るClaudeアプリも動きます。

自宅にMacがあるなら、クラウドMacは借りなくてよい

冒頭の疑問に戻ります。クラウドMacは、データセンターに置かれたMacを、月単位や時間単位で借りるサービスです。iPadから画面共有のアプリでつなぎ、その中でデスクトップアプリを動かします。

自宅のMacを起動したまま置いておけるなら、そのMacがクラウドMacと同じ役目を果たします。借りる意味があるのは、24時間動かしておけるMacやWindowsのパソコンが手元に無い場合です。

よくある疑問

Q:iPadだけでCoworkは使えますか。

A:使えます。iPadのClaudeアプリから始めたCoworkは、Anthropicのサーバーで動きます。ただし、自宅のMacのファイルやブラウザを使う作業は、Macでデスクトップアプリが開いているときだけ動きます。

iPadを買う前に、iPhoneのClaudeアプリで始めたCoworkを自宅のMacにつないでみる

iPadを買う前に、手元のiPhoneで、Coworkが自宅のMacのファイルに届くかを確かめられます。自宅のMacのスリープ設定を変え、デスクトップアプリを開いたまま、iPhoneのClaudeアプリからCoworkを始めてみてください。Macのファイルに届けば、あとは持ち歩くiPadを選ぶだけです。まずは今夜、自宅のMacの設定を1か所変えてみてはいかがでしょうか。

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