AIエージェントを2台のパソコンで使うと、Chromeが「Browser 1」「Browser 2」と出る。どちらがどのパソコンかをどう見分けるか?

「Browser 1」「Browser 2」という名前からは、どちらのパソコンのChromeかは分かりません。それぞれのChromeのログイン状態で見分け、見分けたChromeの識別番号を、スケジュールタスクの指示に書きます。

しかし、Chromeの拡張機能には、接続するときに名前を付ける画面があります。その名前で見分けられないのでしょうか。

目次

「Browser 1」「Browser 2」の番号は、日によって入れ替わる

Claudeは、2台のパソコンのChromeを「Browser 1」「Browser 2」という番号で並べます。この番号は、どのパソコンのChromeかを表していません。

Claude in Chromeの開発元が公開している不具合の報告ページ(GitHub)には、同じChromeが日によって「Browser 1」になったり「Browser 2」になったりした、という報告があります。番号は、Chromeがつながった順で振り直されていると見られています。Claudeが出す一覧にはOSの欄もありますが、2台ともMacなら同じ「macOS」と出るので、OSでも区別できません。

接続の画面で付けた名前も、2026年10月時点では一覧に出ません。私の環境では、接続の画面で片方に「メイン機」と名前を付けたあとも、一覧は「Browser 1」「Browser 2」のままでした。付けた名前が一覧に出ないことは、同じ不具合の報告ページにも載っています。

サブ機で動かすはずのスケジュールタスクが「サブ機のChromeを特定できなかった」と通知して止まりました。指示に「どれがサブ機か分からなければ、通知して終える」と書いてあったからです。このままでは、また止まる可能性があります。

ログイン状態で、どちらのChromeかを見分ける

見分けるのは人です。2台のChromeで、ログインしているサービスの違いを使います。 私は、ログイン状態を見て「Browser 2がメイン機、Browser 1がサブ機」と確かめました。

  1. Claudeに「つながっているChromeを、識別番号つきで一覧にして」と頼む
  2. Claudeに「Browser 1のChromeで、◯◯を開いて」と頼む。◯◯には、片方のパソコンのChromeでしかログインしていないサイトを入れる
  3. ログイン済みで開いたか、ログイン画面が出たかで、Browser 1がどちらのパソコンかを決める

ログインの違いが無いときは、Claudeに「Browser 1のChromeで、新しいタブを開いて」と頼み、そのタブがどちらのパソコンの画面に出たかを見ても見分けられます。

見分けたChromeの識別番号を、スケジュールタスクの指示に書く

見分けたら、Chromeを識別番号(deviceId)で指定します。 識別番号は、手順1の一覧に出てくる、英数字とハイフンが並んだ長い文字列です。

スケジュールタスクの指示の冒頭に、次の文を足します。xxxx と yyyy は、自分の一覧の識別番号に置き換えます。

「サブ機のChromeは deviceId xxxx である。Chromeを使う前に select_browser でこの deviceId を選ぶ。メイン機のChrome(deviceId yyyy)は選ばない。」

select_browser は、ClaudeがChromeを選ぶときに使う機能の名前です。指示にそのまま書けば、Claudeが使います。この指示があれば、Claudeはサブ機のChromeを選んでから作業を始めます。

識別番号が見つからないときに、Claudeが止まって知らせるように書く

識別番号も、変わることがあると報告されています。 同じ不具合の報告ページの別の報告には、パソコンがつながり直したあとに、同じChromeが別の識別番号で出てきた、という報告があります。

そこで、指示に次の1文も足します。list_connected_browsers は、ClaudeがChromeの一覧を出すときに使う機能の名前です。

「list_connected_browsers の一覧にこの deviceId がなければ、何もせずに『サブ機のChromeがつながっていなかった』と通知して終える。」

識別番号が変わった回は、Claudeが作業をせずに知らせます。知らせが来たら、もう一度ログイン状態で見分けて、指示の識別番号を書き換えます。

2台のChromeは、識別番号で指定する

2台のパソコンでAIエージェントを動かしているなら、Chromeは識別番号で指定します。 識別番号が変わった回や、サブ機のChromeがつながっていない回は、Claudeが止まって知らせます。知らせが来たら一覧を出し、サブ機のChromeが出ていなければつなぎ直します。別の識別番号で出ていれば、見分け直して指示を書き換えます。

まずは、Claudeに「つながっているChromeを、識別番号つきで一覧にして」と頼んでみてはいかがでしょうか。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次