MacでGoogle日本語入力とApple純正の文字変換を比べると、使いやすさに差が出る点は4つです。
ただ、PC Watchの比較では、変換の正確さはGoogle日本語入力のほうが上でした。それでも、Apple純正の文字変換のほうが使いやすいと言えるのでしょうか。
Apple純正の文字変換なら、スペースキーを押さなくても、打ったひらがなが漢字に変わる
Apple純正の文字変換には、ライブ変換という機能があります。ひらがなを打っているあいだに、スペースキーを押さなくても漢字に変わっていきます。 Appleのガイドでは、入力中にひらがなを漢字に自動的に変換する機能と説明されています。
Google日本語入力には、ライブ変換がありません。PC Watchの比較記事(2026年5月19日)は、句読点を打つと変換される設定はあるものの、ライブ変換ほどの速さはないと書いています。
Apple純正の文字変換なら、登録した単語をほかのApple端末でも使える
同じApple Accountでサインインしていれば、ユーザ辞書に登録した単語が、ほかのApple端末でも自動で使えるようになります(Appleのガイド)。MacとほかのApple端末で、単語の登録が1回で済みます。 PC Watchの記事によると、Google日本語入力にはこの仕組みがありません。
macOSを更新したあと、Google日本語入力で日本語が打てなくなることがある
Google日本語入力は、macOSとは別にインストールするソフトです。macOSを更新すると、Google日本語入力が動かなくなることがあります。 ソフトアンテナの記事(2026年3月26日)では、macOS 26.4に更新したあと日本語が打てなくなり、Google日本語入力をアンインストールして再起動し、入れ直して直ったと書かれています。
Apple純正の文字変換はmacOSに入っているので、macOSを更新したあとに入れ直す手間がありません。
新しい言葉や会社名を辞書登録せずに打つなら、Google日本語入力が向いている
変換の正確さでは、Google日本語入力のほうがApple純正の文字変換より上です。新しい言葉や固有名詞を、辞書に登録せずに打ちたいなら、Google日本語入力が向いています。 PC Watchの記事では、2025年のGoogleトレンドで上位に入った言葉を、Google日本語入力はすべて正しく変換し、Mac標準の日本語入力では誤変換がいくつか出ました。長野県の会社名でも、Google日本語入力のほうが正しく変換できた割合が高かったとしています。変換の速さには、大きな差はなかったそうです。
Apple純正の文字変換に切り替えるには、入力ソースに日本語を追加する
Apple純正の文字変換を使い始めるには、入力ソースに日本語を一度追加します。手順は5つです(Appleのガイド)。
- アップルメニューから「システム設定」を選び、サイドバーで「キーボード」を押す
- 「テキスト入力」の「編集」を押す
- 追加ボタンを押し、「日本語」を検索する
- 使う入力ソースを選ぶ
- 「追加」を押す
Google日本語入力を消さずに残しておけば、メニューバーの入力メニューから、いつでもGoogle日本語入力に戻れます。 消す場合は、アプリケーションの「Google日本語入力」フォルダにある「UninstallGoogleJapaneseInput.app」を使います。
よくある疑問
Q:打ったひらがなが、ライブ変換で意図しない漢字に変わったらどうすればよいですか。
A:Escキーを押すと、打ったひらがなと変換の下線に戻ります(Appleのガイド)。そこから選び直します。ライブ変換が合わない場合は、メニューバーの入力メニューで「ライブ変換」のチェックを外すと、スペースバーで変換する形に戻ります。
Apple純正の文字変換に切り替えて、使ってみてはいかがでしょうか
私は元々Google日本語入力を使っていました。Appleのサブ機を設定したときにApple純正の文字変換を使ってみて、こちらのほうが使いやすいのではないかと思いました。ライブ変換があること、辞書がほかのApple端末と同期されること、macOSを更新したあとに入れ直す手間がないことの3つで、Apple純正の文字変換のほうが使いやすいと言えます。 Google日本語入力は残したまま、Apple純正の文字変換に切り替えて使ってみてはいかがでしょうか。


