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AIを使っても仕事が減らないのは、時間が空かないからではない。空いた時間が必ず埋まるからである
議事録は数分で仕上がるようになり、資料の下書きも調べものも、去年の半分以下の時間で終わります。それでも一日の終わりに残っている仕事の量は変わらず、去年と同じくらい忙しいままです。 よく言われる答えは、だいたい3つです。速く終わると次の仕事... -
V71とV51とV31の違いは、音ではなく端子である
電子ドラムのモジュールを買い替えようと、3機種のカタログを並べる。V71は高い。V31は安い。この価格差は、きっと音の差だろう。そう受け取った方は多いのではないでしょうか。 よく言われるのは、上位機ほど音が良い、下位機は入門者向け、という説明で... -
2本目のギターは、好みではなく、いま持っている1本で出せない音から決まる
1本目のギターにはもう慣れて、そろそろ2本目が欲しい。ただ、何を買えばいいのかが決まらない。 よく言われるのは、だいたい3つです。グレードを上げる。いま持っているのとは違うタイプにする。ステージ用の予備として持っておく。どれも間違っていませ... -
推し活の一つの要素として、推している相手が弱さを見せるかがある
同じ推し活という言葉を使っているのに、自分の推し方と友人の推し方がまるで違う。片方は円盤を積んで順位を上げることに全部を注いでいて、もう片方はその人が今日も無事でいることを毎日確かめている。同じ趣味の話をしているはずなのに、どこかで噛み... -
LLMO対策の提案を見極めるのに、専門知識は要らない。確かめるのは根拠の種類だけである
AI検索への対策として、外部の専門会社から提案書が届きました。LLMO対策やAIO対策と呼ばれている領域の話です。書いてあることはどれも正しそうに見えますが、それが自社にとって妥当かどうかを判断する材料が、自分の側にありません。 よく言われる答え... -
慕われるリーダーは、自分を大きく見せていない
昨日の会議で決めたことが、今日になっても動いていない。指示は明確に出しましたし、質問も受けて期限も共有しました。それでもメンバーは、言われた範囲のことだけをやって止まっています。 慕われるリーダーになるための条件は、だいたい決まった形で語... -
KD-222とKD-200の違いは、音ではなく踏み心地に出る
20インチと22インチのキックパッドが、手元に2台あります。片方を手放すことにしました。せっかく残すなら、音の良いほうを残したい。そう考えるのは自然なことだと思います。予算に上限がないときほど、この問いは厄介になります。金額で決められないぶん... -
生成AIの社内展開が広がらないのは、事例が足りないからではなく、作り方が残っていないからである
部署でひとつ、生成AIの使いどころが固まりました。指示文も整えて手順書も書いたので、あとは他の部署へ配れば同じことが起きるはずでした。 半年経っても、社内展開はその1部署から先へ進んでいません。 よく言われる答えは、だいたい3つです。うまくい... -
経営者の承認欲求は、手放せない。だから制度に混ぜない方法を先に決める
認められたい、という気持ちが自分の中にあります。経営者がそれを持つことで出しゃばりすぎてはいけないと分かっているので、口には出しません。ただ、会議で自分の提案に反応が薄いと妙に引っかかりますし、数字が上向いても数日で足りない感覚に戻りま... -
電子ドラムのメーカーは、音で選ぶと10年後に直せなくなる
電子ドラムを買おうとして、メーカーの比較を一通り読んだ。ローランドとヤマハが定番で、ATVは上級者向け。パッドはメッシュが静かで、シリコンは打感が本物に近い。価格帯ごとのおすすめも並んでいます。そこまでは分かったのに、どれにするかが決まらな... -
AI時代に何を書けばいいのかは、心構えではなく、誰が先に書いたかで決まりはじめた
書いても読まれず、検索から人が来なくなりました。AIが要約して、それで終わってしまう。そういう手応えのなさを感じている方は、多いのではないでしょうか。 AI時代のブログで何を書けばいいのか。この問いによく返ってくる答えは、量産をやめること、自... -
内部通報の情報を漏らすのは、口の軽い人ではなく、心配した人である
世の中に流通している答えは、だいたい予防の形をしています。記録を施錠して保管する、閲覧できる人を必要最小限に絞る、従事する人に教育を行う。どれも正しく、すでに徹底している組織も多いはずです。 この記事が立てる問いは違います。漏らしたのが悪... -
AIの質問返しは、プロンプトを直しても止まらない。だから質問の中身で見分ける
AIに1つ頼むと、返ってきたのは答えではなく、こちらへの質問でした。答えると、また別の質問が返ってきます。3往復したところで、まだ何も手に入っていません。 よく言われる原因は、だいたい3つです。質問が曖昧すぎる。背景を伝えていない。一度に詰め... -
野党が反対ばかりに見えるのは、対案がないからではない。対案が見えないからである
国会中継を少し見て、テレビを消す。誰かが強い口調で追及していて、答える側はうまくかわしている。そして数日後には、法律が成立したと報じられます。 野党は反対ばかりで何もしていない。そう言われることがあります。これに対する反論も、世の中には流... -
AIエージェントを一度やめた判断は、半年で通用しなくなる
AIエージェントの話を出したときに、うちは前に試してダメだった、と返ってくることがあります。反論しにくい一言です。思いつきで否定されたわけではなく、実際に動かしてみた事実が根拠になっているからです。 導入の失敗については、原因も対策も出そろ... -
悪い情報が上がってこないのは、叱ったからではない
「もっと早く言ってほしかった」と、また言ってしまった。悪い情報は、問題が大きくなってからしか届きません。現場で起きていたことを、後から人づてに知ることも増えました。会議で意見を求めても、誰も何も言いません。 やることはやってきたつもりです... -
ベンダー選定で決めきれないのは、評価表ではなく、質問の作りである
業者から提案を受けたあと、懸念はいくつも書き出せます。初期費用が重いこと、運用にかかる手間が読めないこと、そもそも、うちの条件に合う相手なのかということ。ところが、最後の一行だけが書けません。やるべきなのか、やめるべきなのか。 世の中に流... -
テザーが金を積む理由は、ドルへの不信ではなく、ドルが誰かの持ち物だからである
自分の資産が安全かどうかを考えるとき、たいてい値段のことを考えます。株は下がるかもしれないし、円は安くなるかもしれない。だから分散しておく。米国債やドル建ての資産を持っておけば、いちばん堅い。そう整理している方は多いのではないでしょうか...
